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電動オフロードバイクSURRONのあれこれ紹介いたします

アンチ・アンチスクワット

タイトル通りアンチ・アンチスクワットの話

 

は?

お前さん何言ってんの?

 

と言う、そこの殿方

まぁ、聴いてくんせー

 

まずアンチスクワットって

これは従来のバイクを造る上でとっても大切な仕組み

 

リアの足廻りの話になりやんす

 

アンチスクワットってなんぞやって簡単に言うと

加速している時(後輪にトルクが伝わると)リアショックが伸びる方向に力がかかり、よりタイヤを地面に押し付けトラクション(グリップ力)を得ようとする働き

 

構造を説明すると話がながーくなるんでざっくりと

 

エンジン側のスプロケット位置

スイングアームのピボット位置

リアスプロケットの位置

 

この3点の関係性でアンチスクワット効果を生んでいる

どの位置関係でドライブチェーンがリアのスプロケットを引っ張るかって事

 

はぁ?

意味わかんねーし

でももっと知りてーし

って方は、ググってヤフってチェキってみてください💁🏽‍♂️

 

これはガソリンエンジンのパワー特性ってものを上手く路面に伝えるためのものでもある

 

でだ。

 

ここで興味深いのが

電動バイクであるサーロン

 

このアンチスクワット効果を排除していると言う事

だからタイトルがアンチ・アンチスクワット

 

そう、造りが同軸!

 

へ?なんやそれ

 

こーゆー事や

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スイングアームピボットと駆動シャフトが同軸なのよ

 

反対から見てみる

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こーゆーになってる

 

これで何が起こるかって言うと

スロットルをひねり、モーターをまわし

タイヤが回る時に負荷がかかる

 

負荷が大きければ大きいほどリアショックは縮む方向に動く。

だからアンチ・アンチスクワット

 

さて、なんでこうするかの考察☝🏽

 

まず車体が軽い上にモーターの出力特性を考えると

アンチスクワットを発生させる必要よりも

 

リアを沈め、リア荷重(前上がり)の姿勢を作りやすくしてるんではないかとワシはおもー。

 

この特性を上手く使ったときに素晴らしい加速と登坂力が得られる

 

乗り手が積極的にリア荷重をしモーターの力で沈み始めたリアショックを更に縮めてあげる

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リアをグググっと地面に押し付けるように乗る

この特性を知るとますますサーロンライフが楽しくなりまっせい🤟🏽